ジキルが競艇の「展示航走」で何を見ているのか

競艇かわら版

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はじめに

読者の皆様、いつも読んでくれてありがとうございます。

今回の記事は、これまで部分的にしか配信していない「展示航走」で何を見ているのかに触れています。

注意が必要なのは、展示航走でレーサーが「本当に本気で走っているのか?」ということです。これを気にすることは重要で、本気で走るタイプのレーサーと、そうでもないレーサーを調べる必要が出てきます。本人の発言によるものならば信頼をおける情報です。

私が女子戦の展示を見る時の前提は、全員が本気で走っているです。そうでなければ、展示が成立しないですし、予想のしようがありません。

読んでくれている方の中には競艇初心者の方もおられると思います。展示航走とは何かという所から記事を初めていきます。

展示航走とは

本番レースの直前に、レースに出走する各レーサーが、予想の参考やボートやモーターの調子をお客様に見てもらうために、コース取りやスタートの練習をし、全速力でレースコースを2周すること。展示航走には、スタート展示と周回展示と呼ばれる2種類の展示がある。

用語の解説については、全てオフィシャルサイトから引用しました。ここではスタート展示と周回展示の2つがあることを説明します。

スタート展示

スタート展示とは、次のレースに出場するレーサーたちが本番のレースを想定したコース取りとスタートを行うことである。スタート展示でチェックするポイントは、ピットアウト、進入、スタートタイミングであろう。ボートレースの場合、艇番と進入コースが異なることが多いため、予想をする上では欠かせない直前情報になる。しかし、レーサー間の駆け引きにより、スタート展示と本番レースではスタートコースが異なる場合もあるので、注意が必要である。

周回展示

周回展示とは展示航走の一つで、本番レース前にファンへ旋回や直線の走りを見せるために周回(2周)することである。競馬でいうなら「パドック」のようなものである。周回展示では、展示タイムと、回り足を主にチェックしよう。

一番のソースは、オフィシャルサイトに記載されていることと思い引用しています。この基本を元に記事を進めます。なんか、貼り付けばかりで申し訳ありません。この記事では、みなさんも気になっている待機行動違反については触れていないのでご了承ください。正直、待機行動違反は難しくて理解できないことが多々あります。

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ジキルが展示航走で何を見ているのか

結論

やる気。

これだけです。Twitterで一つしか見ていません。ただ、それだけでは説明できませんと呟きました。私が展示航走で見ているのは、

やる気。

だけです。

やる気について説明します。

展示航走で見る「やる気」とは

ピット離れ

ピットから離れて「一つでもコースを内側に入ろうとしているかどうか」です。女子戦は、前付けが少ない特徴があります。インの鬼姫と言われた鵜飼菜穂子が引退してから、積極的にインを取りに行女子レーサーは「いません」。ただ、6コースの時に5コース、4コースを取りに行くことはあります。これは、予想をする上で大きなポイントになります。6号艇6コースが5コースになれば1着率も含めて変わります。4コース取れば大きな変化です。実際に、3日目、4日目となると準優勝戦に乗るための18位までに入るために必死になるものです。一つでも内側のコースに入ろうとする姿勢はやる気があると見ています。
同時に、B2の新人レーサーが自分から6コースに行くのとは別の話になるので注意して下さい。

スタート展示

どれだけ伸び型のモーターであったとしても、どれだけ内側のスタートが遅かったとしても、そのレーサーのやる気がなければ、捲りに行きません。良く聞きます。
女子レーサーは、スリット先行(スタート後に伸びて内側の艇よりも先行)しているのに絞らない。捲りにいかない。

当然です。行く気がないですから。ただ、女子レーサーと一括りにするのは乱暴な気がします。なぜなら、無理にでも絞って捲りを狙う女子レーサーも存在するからです。それは、レーサーの特徴になるので、ここでは触れませんが、展示で何を見るかというと、

捲ろうとしているがどうかです。頭取ってやるというやる気があるかどうか。

これは、本当に難しいです。感覚しかないのですが、捲ろうとしているレーサーの共通点は、

スタート展示で、スタート後に明らかに伸びているのにも関わらず、すぐに、もしくは他のレーサーよりも早くレバーを離す傾向にあります。(参考動画無くて申し訳ありませんが、一つの見方として展示を見て下さい)なぜなら、

捲りを狙うのなら、伸びていることを隠したいからです。

競艇における、やる気というのは、頭取ってやる。もしくは、狙っている着内に入るです。4号艇4コースのレーサーが頭を取ろうとしているのか、〇着以内に入れば良いと思っているのなら、当然、やる気は変わります。本当に頭を狙うのであれば、他のレーサーに自分の舟脚は知られたくないはずです。ただし、高田ひかるは別です。このレーサーは1コース以外は常に捲りで頭狙っています。

スタート後にどこでレバーを放ったのか。(離しているのか)を気にしています。

一方で、選手道の一つに、自分よりも後ろの艇に水をかけないようにするというのもあり、伸びを隠すために放ったのか、選手道で放ったのかは区別がつきにくいので、他の要素と絡めて考えていることが多いです。

周回展示

私はよく、乗れているという評価を呟いたり、情報として流したりします。これは別です。乗れているというのは、レーサーが気持ち良く乗れているかどうかという評価であり、やる気とは別です。乗れているという評価は、モータがマッチングしているという意味です。では、やる気とは、

身体の角度。

ここに関しては、何を言われても良いです。ジキルはここをやる気があるかどうか見ています。
ご存じかわかりませんが、高速で舟が曲がろうとするときには遠心力が働きます。水面のボートの安定感は乗ったことがない人はわからないくらい悪いです。バイクや自転車を想像してもらえるとわかりやすいです。

出来る限り高速でターン(カーブを曲がろうとする)時は、周る方向の内側に体が傾くと思います。遠心力に負けないで曲がろうとするためです。体が内側に曲がっていれば、曲がっているほど、全速でターンを回ろうとしているやる気になるのです。

身体を傾けてターンしている。これがやる気だと思っています。

ただ、レーサーのターン方法は様々です。当然、一概には言えません。できるだけ早いスピードでターンしようとしているのか否かを見ています。それは、乗り心地に加えた体の傾きです。

一般戦、準優勝戦、優勝戦

3つのカテゴリーに分けましたが当然違います。

一般戦に関しては、やる気を出すレーサーと出さないレーサーに分かれます。ここで見るのはスタートです。一般戦は、無理する必要がないので、スタートは慎重になりがちです。新人レーサーは別。一般戦になったとたんに捲りを狙って攻めるレーサーも少なくありません。主に新人レーサーに多く、水神祭は最終日に行われることが多いのが特徴です。

一方で、優勝戦。どの号艇であっても、優勝を狙うので、ご注意ください。

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数値で見るスタート展示の見方

展示タイム

周回展示2周目のバック側の直線150mのタイム。タイムが早ければ、直線での伸びがいいということになる。展示航走が終わった直後に発表される。

展示タイムの計測位置です。

直線の伸びを確認するときに使います。あくまで見た感じのスピード感を見ていますが、このバックで前の艇と艇間を詰められているかで判断する場合もあります。

オリジナル展示タイム

競艇場によっては、オリジナル展示タイムという、どの競艇場でも共通している「展示タイム」に加えて、「一周タイム」「まわり足タイム」を見ることができます。画像を引用することはできないので、7月8日尼崎競艇5Rで解説します。

尼崎オフィシャルサイト5R出走表

タグを「直前情報」に選択すると、他の競艇場と共通のデータである、

展示タイム、
体重、
調整(女子レーサーの最低体重は47kgなので満たない場合に重りが入っているベストを着たり、舟に重りを敷いたりします。47kgまでに足りない重さをいくつ載せたのかということをkgの単位で記載)
チルト角
部品交換

が見られます。

タグを「スタート展示」に選択すると、スタート情報が見られます

進入コース
スタートタイミング
スタート順
今節のスタート平均
天候、風向、風速、波高、気温

多くの競艇場はスタート展示を見ればコンディションの確認もできます。

タグを「オリジナル展示データ」に選択すると、2つのデータが見られます

① 一周タイム

一周タイムはそのまま一周のタイムになります。

② 回り足タイム

周り足タイムは以下を計測しています。

どの競艇場も計測していない場所

お分かりかと思いますが、2マークです。理由はわかりませんが、2マークを計測している競艇場はありません。ここは、自分の目で見るしかないですし、1周目の2マークは順位が変わる可能性がある重要な箇所になります。

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まとめ


①やる気とは頭を取りに行こうとしているかどうか。
②やる気とは一つでも着を上げようとしているかどうか。

という2点を展示で見ています。
3着までに入れば良い。と思っているレーサーは、スタートが慎重になる傾向があったり、前の艇を抜こうとしない傾向があります。展示でみられるのは3つのターン。相手を抜こうと思っているかどうかは、体の角度で決まると思っています。この角度が表すことは「ターンスピード」です。前の艇を抜くならば、自分の持っている力を本番前の展示航走で最終確認することが多いです。

数値でも当然見ていますし、参考にしていることも多いです。自分の見た感覚、客観的な数的情報の2つを合わせて、自分なりの展示の見方を追及してほしいと思います。

これまで記事にした内容を元に予想して頂ければ幸いです。

最後に

ジキルの展示の見方を記事にしています。

それ以上でも以下でもありません。情報の一つして呟きました。

本記事の内容によって生じた損害や損失おいては一切補償いたしません。買目と配分を決めるのは最後は自分です。自己責任での舟券購入をお願いします。

最後まで読んでくれておおきにな。

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