芦屋競艇場の特徴と女子戦傾向

ジキルの競艇場特徴と女子戦傾向

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芦屋競艇場

オフィシャルホームページ

リンク先:芦屋ボートレースオフィシャルサイト

水面特徴

淡水です。干満差はありません。単純に浮力がなく体重の重いレーサーは不利になる傾向があります。ただ、大きく影響するラインは経験上5kg以上の差です。女子レーサーでは気にすることは少ないと思いますが、三松直美や若いレーサーに体重が重いレーサーがいますので注意が必要です。

1マークのバックに側に葦の群生があり、天然の消波装置の役割を果たしています。風の影響も少ない競艇場です。夏は向かい風、冬は追い風のイメージです。多摩川競艇同様、日本屈指の静水面と言われています。コンディションに関して気にすることが少ない競艇場の一つです。

コースレイアウトより

引用元:芦屋ボートレースオフィシャルサイト

ピットから2マークまで140mと長い特徴があり、引き波の影響も少ないと考えられます。待機行動時間が1分40秒と短くインの起こし位置は楽な印象です。
ここが一つ目のポイントです。待機行動時間は、ボートレース場によって違うということ、そして、短ければ流される時間も短くなるのでインの起こし位置がスタートラインより遠く取れるのでイン逃げがしやすいと言える競艇場の一つです。一方で、いわゆる前付けには注意が必要ですが、女子戦ではそこまで気にしなくて良いかと思われます。池田奈津美というレーサーには注意してください。また、中谷朋子も6コースから前付けに来ます。そのた、西橋奈美、小芦るり華もピット離れが良ければ積極的にコースを取りにきます。

スタートラインから第一ターンマークを見ると広さで言えば第一ターンマークの幅が広い設計です。
台形型の施設が問題で広くなっていますが多少振られています。ただ、第一ターンマーク入り口が53m、中間90m、出口87mは、かなり広く取られています。
戸田競艇場比較します。

スタートラインの幅に注目です。芦屋が55mに対して戸田は50mです。振り幅を見ます。
振り幅とは、スタートの幅から、第一ターンマークの幅の差です。狭くなればなるほど1コースが窮屈になる傾向があります。その理由は、右斜めに走らないと第一ターンマークが近づいてくるからです。
第一ターンマークの幅が芦屋は50m、戸田は37mです。つまり、芦屋の振り幅は5m、戸田の振り幅は13mです。芦屋の逃げが強くて、戸田が逃げづらいと言っている理由にレイアウトの違いがあります。

また、芦屋競艇場のスタート幅の50mは、艇と艇の間が空くことによって、コースが後ろに行くほど、第一ターンマークが遠くなります。簡単に言うと、第一ターンマークのから6コースまでの距離を考えると芦屋は50mと遠く、戸田は37mと近い(実際は端を走るわけではありませんので例として)と考えると遠いという意味がわかると思います。艇と艇の間隔が空くと差し場が生まれ、間隔が狭いと捲りが決まりやすいレイアウトになります。ですから、芦屋競艇場は、差しや捲り差しを狙いたくなるレイアウトです。

ジキル
ジキル

ボートレース場ってみんな同じでしょ?と思っている方もおられるかも知れませんが違います。そして、そんなに気にするもんなのか?という事に関しても気にしてください。レイアウトに触れない方も多いですが、逃げやすい、逃げづらいというのは競艇予想において中心となる考え方です。

十分に取られた1マークとバックの幅、そして2マークの幅も十分広いです。

レイアウト上は、静水面でスピード戦が繰り広げられる水面特徴です。

芦屋は左後ろからの追い風が一番危ない。危ないとは、スタートが難しくなるということで、2021年8月の開催で左後ろから4m~5mの風になった時に4艇のフライングがありました。この風向の時には、スタートを注意したいです。

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コース別の特徴

芦屋と言えば、1コースをイメージする方は多いと思います。データを見てもその通りで、芦屋競艇場の1コース1着率60.2%です。一般戦では企画レースで1コースにA級レーサーが配置される番組が多く、実力差で1コースの1着率が高くなっています。
芦屋競艇場の企画レースをまとめています。

1R 1コースにA級
2R 1 コース と4 コース にA級
3R 1 コース と3 コース と5 コース にA級
4R 進入固定戦、1コースにA級
5R 1コースと2コースにA級

7R 進入固定戦、
8R 1コースにA級

このように、番組そのものが1コース1着の可能性が高い構成になっていることを知っておくことでレース選びの参考になると思います。

ジキル
ジキル

場のレイアウト、企画レースの組み合わせによってイン逃げがしやすい状況を意図的に作っているのが芦屋競艇場です。

芦屋競艇場の1コースの1着率は高いです。他の競艇場でも同じことが言えますが、ここまで1コース1着の可能性が高い番組構成に偏っていて、レイアウトは逃げやすいレイアウト、コンディションも悪くならないよう工夫している3つの条件が、芦屋競艇場のイン逃げ率を高くしている要因と言えます。

コース別勝率(各競艇場のオフィシャルサイトで見られます)は、すべての合算値です。男女混合戦も女子戦も合わせての合算値です。女子戦という括りではありません。男子よりも、女子の方が腕の差がありますが、それは上位レベルの話です。それ以外は男子よりも差が小さいと思います。

ジキルのイメージでは、捲りが決まりやすい条件が多い場です。水面特徴と腕の差が少ない女子戦においては安易にイン逃げと考えずにセンター勢からの捲りは一考しておくと良いと思います。これが、ジキルの芦屋競艇場のイメージです。

ジキルのイメージは、3コースの1着率が高く、1コースの逃げ率が低いイメージです。女子戦においては、本当に逃げやすいのかと疑問に残るデータがあり、かつ、2コースより3コースの方が1着率が高い印象です。簡単に言うと、スタートを決めて広い艇間を利用して「斜めに加速しながら走って(絞る)一気に捲る」という展開が女子戦では多いと思っています。
もう一つは、捲り差しです。ただし、センターやダッシュから捲り差しを狙えるレーサーは少ないのも女子戦の特徴です。レーサー特徴は、ジキルの女子レーサー名鑑で確認して下さい。

ジキル
ジキル

芦屋だからインが逃げるというのは、女子戦においては軽率です。第一ターンマークの幅が広いので捲りより差しという見方もできますが、芦屋に限ってはスタートを決めて、艇間を詰めて捲りを仕掛けても広いバックでターンが出来る特徴があると思います。斜めに走ることで加速しながら第一ターンマークに向かう事が出来るのです。

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まとめ

芦屋競艇場の特徴をジキルの印象で記事にしています。
一つの情報として読んで頂き、芦屋競艇を楽しんで頂ければと思います。

① 淡水で静水面、風の影響も少ないです。夏は向かい風、冬は追い風の割合が多いです。
② ジキルは、レイアウトの特性から「捲り差し」が決まりやすい水面だと思います。
③ インが強いのは、番組構成による影響も強いと思っています。
④ 「センター勢の捲り」をスタートの良いレーサーから狙いたい競艇場です。
⑤ 2コースが差しなのか捲りなのかを展開予想の中心にしたいです。 
⑥ 以上を元に、芦屋だからインが強いとは女子戦では言いにくい特徴があります。
⑦ 左後ろの風はスタートを難しくする特徴がある。フライングが起きやすい。(寺田千恵談)

ジキルの記事を紹介

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最後に

本記事の内容によって生じた損害や損失おいては一切補償いたしません。買目と配分を決めるのは最後は自分です。自己責任での舟券購入をお願いします。

私のモットーは「読者様の情報の一つになれれば」です。

最後まで読んでくれておおきにな。

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