下関競艇場の横風
下関競艇を楽しむ上で予想に加えて欲しいのは、2つの横風です。
一般的なセオリーである追い風の差し、向かい風時のダッシュからの捲りはセオリー通りで良いと思います。しかし、下関競艇は横風も多く、スタートラインを正面にした時に左風(バック側から)右風(スタンド側から)吹く風でレーサーが選択する決まり手が変化します。
左横風、捲り差し。
右横風、差し。
コースで言えば、左横風の3コース捲り差し&捲り、右横風の2コース差しです。
第一ターンマークの出口で向かい風となる左横風はかかりを良くし、
第一ターンマークの出口で追い風となる右横風はかかりを悪くし流れます。
よって、2コースの差しが決まりやすくなると考えて良いと思います。
左横風の南東の風が4m以上吹いた時は捲り差しや捲りから狙う事がセオリーだと思います。即ち、イン逃げ率が落ちるということです。どちらの横風かを確認してから参加をおススメする競艇場の一つです。
下関競艇と女子戦
下関競艇場の特徴の一つとして、女子戦においてはイン逃げ率が低下する印象があります。ここが下関女子戦を難しくしている理由の一つです。基本的には、第一ターンマークの入口が43mあるので、差し水面と考えて良い場ですが、一つポイントがあるので後述します。
こちらは、戸田競艇場のレイアウトです。
幅が狭くなると言っても戸田と比べたらそれほどでもありません。注目は、1マークの出口です。
バックストレッチ入り口が広く取られている分、思い切って握れるので捲りやすいと考えられます。
女子戦においては2コースも握る傾向がありますし4コースでも見られます。握りやすい水面が故に握って攻める傾向がある印象です。ただし、注目はスタートから第一ターンマークの振り幅です。
振り幅が小さいことによって第一ターンマークが多少狭い印象でもインコースが真っすぐに走れる分、艇間は絞らなければ広い傾向があると考えられます。即ち、捲り切るよりも、差し、捲り差しが有効という考え方です。下関は差し水面と言われています。女子戦なので捲り一本で考えがちですが、先ほどお伝えした、風向きと差しが決まる傾向のある女子戦。風向の考察に加え、2コース差し巧者、3コースは捲り差しを使えるレーサー、45コースは捲り、捲り差しを自在に使えるレーサーを選択することでイン飛びの的中が狙える可能性があると言えます。
結論を言えば、多種多様な決まり手が決まる競艇場で、その傾向は女子戦においても出ていると思います。女子戦においては、インが逃げにくいというのは頭に入れておいてください。
その他
個人的に公式サイトが見やすくて好きです。オリジナル展示情報もあり、リアルタイムで参加される方は、下関競艇の公式は御覧になってください。
また、下関ボートレース場でオリジナル展示タイムを閲覧するには、「NEXT」をクリックする必要がありますのでご注意ください。トップページからでは閲覧できません。リンクを貼っておきます。
ジキルの記事を紹介
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まとめ
① 水面は海水ですが潮汐は気にしなくて良い競艇場です。
② ピットから2マークからの距離が長く進入が乱れやすいです。
③ イン逃げ率の高い競艇場ですが、女子戦はその限りではありません。
④ 女子戦は、2コースと4コースが握る可能性は視野にいれておきます。
⑤ 下関は差し水面。2コース差し巧者、3コース捲り差しが使える、4コース自在に攻められるレーサーから展開を読んで予想してみて下さい。
⑥ 風向が不安定、かつ、スタート位置とスタートラインの風向も変わりやすいです。展示で風向を確認してから参加することをおすすめします。
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最後に
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