スポンサーリンク
はじめに
ギャンブルを楽しんでいますか?
それとも、ギャンブルに苦しんでいますか?
こちらの記事をご覧になっているということは、
一度でも「ギャンブルをやめたい」と思ったことがあるからですね。
そして、
本当は、今すぐにでもギャンブルをやめたいと思っているのではないでしょうか?
やめたいけれど、やめられないと思っているのではないでしょうか?
以下の質問をします。素直に答えを出してください。
① ギャンブルをするために嘘をついた。
② 自分にとって使ってはいけないお金をギャンブルに使ってしまった。
③ 自分の意思でギャンブルをやめられなくなったことがある。
④ ギャンブルをやり始めると、時間や金額がわからなくなる。
⑤ ギャンブルをするために借金をしている。
⑥ ギャンブルが原因で家族や友人と喧嘩したことがある。
⑦ ギャンブルの負けをギャンブルで取り戻そうとしている。
もし、7つの項目で当てはまることがあるなら、あなたは苦しんでいると思います。
7項目の内、5項目以上当てはまる方。必要であれば専門医、または、専門機関を頼ってください。重度の依存症の可能性があります。インターネットで「ギャンブル依存症 相談」「ギャンブル依存症 治療」といった検索をすると様々なサポートを調べることができます。専門機関を頼ってください。
この記事は、まだ、自分の意思でギャンブルをやめたり、適度な遊びに切り変えられる可能性が高い方向けの記事になります。
当てはまる項目がない方は、これまでどおり健全にギャンブルを楽しんでください。
なお、私は医師ではありませんし、専門機関に従事している者でもありません。初めにご了承ください。では、何故このような記事を書くのかという理由ですが、私は、みなさんと同じギャンブルを愛している人間です。ギャンブルを愛しているからこそ、ギャンブルの性質を理解し、ギャンブルを適切に楽しめる人を増やしたいと考えています。
なぜなら、
私は、提供する側に従事している人間だからです。(違法ではないので安心してください)
スポンサーリンク
ギャンブルとは
ギャンブル(賭博)とは、金銭や物品を賭けて偶然の要素が含まれる勝負を行い、偶然もたらされた勝負の結果によって、負けた者は賭けたものを失い、勝った者は、予め制定された(した)ルールに基づいて物品(金銭・物品など)を得る遊戯です。
注)法律に抵触するか否かは別にして、ギャンブルの定義の話を進めます。
定義とされることを整理すると、
① 金銭や物品を賭けて勝負をする。
② 勝敗に関するルールが予め制定されている。
③ 勝敗の結果は偶然もたらされた勝負の結果である。
3つが「揃っている」ことが重要なことで1つでも当てはまらなければ、ギャンブルにはなりません。
注)勘が鋭い方はお気づきかも知れません。パチンコスロットは①~③の定義が揃っていないので、直ちにギャブルとは言えない一つの理由になっています。この件に関しては別記事でまとめます。この記事における「ギャンブル」とはパチンコ・スロット以外の事を指しています。
例題からギャンブルを理解する
ここでは、「ジャンケンを1度やって勝った者が負けた者から100円もらえる」という例題に沿って考えてみたいと思います。
① 金銭や物品を賭けて勝負をする。
勝った者が100円得られ、負けた者が100円失う。金銭を賭けて勝負をしているので当てはまっています。
② 勝敗に関するルールが予め制定されている。
負けた者が勝った者に100円支払うということと、勝負は1度のみというルールが明確にされています。勝った方が100円もらえるというルールなので、あいこの場合は勝敗が決まるまで続けると理解できます。
③ 勝敗の結果は偶然もたらされた勝負の結果である。
じゃんけんに攻略法などありません。心理をついたり、験を担いだりする類はありますが、必然ではありません。100%偶然もたらされた結果なので当てはまります。
簡単に考えるとこれだけです。
ギャンブルされている方は当然と思うかも知れません。それは、①と②に関することで、私は③にある「偶然もたらされた結果」に関しての理解が薄いのではないかと危惧しています。辞書で偶然という意味を調べてみます。
広辞苑…何の因果関係もなく、予期しない出来事が起こるさま。
大辞林…何の因果関係もなく、予測していないことが起こること。思いがけないこと。また、そのさま。
大辞泉…何の因果関係もなく、予期しないことが起こること。また、そのさま。
共通しているのは、「何の因果関係もなく、予期しないことが起こること」です。因果関係とは、原因とそれによって生ずる結果との関係(広辞苑調べ)です。予期とは、前もって期待すること(広辞苑調べ)です。
ギャンブルの結果は偶然もたらされる
偶然とは、「期待していないことが、原因もわからずに起きること」。
ギャンブルに必然(=必ずそうなること。広辞苑調べ)は存在しません。
始まる前から結果がわからないのです。わかってはならないのです。
もし、あるとすればそれは「いかさま行為」です。
例えばじゃんけんの例であれば、
① 相手がグーしか出せないような工夫や脅迫をするなど。
② ルールを変える。グーがパーに勝つなど。
ギャンブルをやったことがある方なら一度は思ったことはないですか?
「八百長」
定義から外していますが、パチンコスロットならば
「遠隔操作」
実際に摘発されている過去があるので疑われても仕方がありません。(競艇、ぱちんこ店)しかしながら、99%以上の主催者は不正行為せずにギャンブルの場を提供しています。
「いかさま行為」「八百長」「遠隔操作」は、偶然の勝敗を必然の勝敗に変える「主催者側」の不正行為です。だとすれば、本来あるべき勝敗は偶然であるべきですし、参加者も偶然を求めているのです。
勝敗の結果は、必然であってはならないのです。
勝敗の結果は、須らく偶然によってもたらさせる「べき」なのです。
スポンサーリンク